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ちょっとおやすみ


by bunnys13

年末年始韓国の旅2日目(2005/12/27)

今日は前々から行ってみたかった、「食の町全州」へPちゃんを誘って行く事に。
全州はビビンバ発祥の地で、食べ物がおいしいことで有名な地方都市です。
旅の目的はもちろん「ビビンバを食べる事!」
しかし、体調はまだあまり良くなく・・・でも昨日少し食べて動いたせいか、少しは食欲も戻って楽になっていた。

朝9時頃、高速バスターミナル駅から全州行きの高速バスに乗りました。
全州までは片道約3時間弱、優等バスで15000w。
ダンキンドーナツでドーナツ一個とコーヒーを買ってバスに乗り込み、なんだか遠足気分でうっきうき。
隣で爆睡しているPちゃんを尻目に、私は窓の外の風景と、怪しい運転手の動向に注目。
どんなおもしろい事をしでかしてくれるかと期待していたのですが、やはり韓国のバス運転手。
私の期待を裏切りませんでした。

まずは運転しながらみかんを食べて、食べたみかんの皮はバスの通路にポイ捨てしました。
やるな~と感心していたのもつかの間、今度は本来全州の高速出口で降りる行程のようだったのに、全州の出口が若干渋滞していたのを見るや否や、急にハンドルを切って、その一個手前の北全州という出口から高速を降り、全州の市街地を対向車線にはみ出して追い越しをかけながら、猛スピードで目的地の全州バスターミナルへと向かったのでした。
後でPちゃんにこの話をしたら、対向車線にはみ出して追い越しをするのは基本、らしいです。
以前、明らかに道のド真ん中を堂々と走っているバスに乗ったこともあるそうです。
さすが韓国のバスですね。
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バスの中の様子。運転席には「最高速度100km/h」と書いてありますが、明らかに100kmは超えてました。

全州のバスターミナルから、全州の市内まではタクシーで移動しました。
ビビンバで有名な「家族会館」というところで食事。
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私はデフォルトビビンバを、Pちゃんは石焼ビビンバを注文したのですが、この石焼ビビンバが全然じゅうじゅう言ってくれてなくて、Pちゃんかなりご不満の様子。
ビビンバもバンチャン(おかず)も、盛りだくさんで綺麗に並べられていてさすが老舗!
という貫禄はありましたが、味的にはそのへんの地元の人が行く食堂のほうがおいしいんだろうなぁ・・・と思わせる程度でした。
まあ、でも全州ビギナーとしては一応基本を抑えたことでここは満足。
次回はもっとディープゾーンに挑戦したいです。

全州と言えばビビンバの他にコンナムルクッパが有名で、私はどうしてもそれも食べたかったので、お腹をこなすために全州の町をぶらつくことに。
用意していった地図に「若者の通り」という通りがあったので、そこに行ってみようと歩いていると、行けども行けども両側にある店はウェディングドレスとダンス用の衣装屋ばかり。
全州の若者って一体・・・!?
と訝っていると、どうやら道を見違えていたようで、引き返してみると、本当の若者の通りは普通に若者用のショップで賑わっていて一安心。
すっかり全州の若者は結婚とダンスだけするものだと勘違いするところでした。
あぶないあぶない。

市場や韓屋村などをひやかしつつ、歩きつかれたので「ダルセ」という伝統茶屋さんで一休み。
年末年始韓国の旅2日目(2005/12/27)_b0060042_20293341.jpg市場
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年末年始韓国の旅2日目(2005/12/27)_b0060042_20303447.jpg年末年始韓国の旅2日目(2005/12/27)_b0060042_2030552.jpg
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年末年始韓国の旅2日目(2005/12/27)_b0060042_20361728.jpg肉まんの入れ物が可愛かった。


歩けど歩けどお腹が減らないので強行突破でコンナムルクッパの「왱이」というお店へ。
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あまりお腹が減っていなかったのと、少し調子が悪かったので、これはほとんど食べられず残してしまいました。
お店の人ごめんなさい。

ちなみに、後日故郷が全州の友達に聞いたのですが、コンナムルクッパじゃなくて○○を食べなきゃ~!
と言われました。その話を聞いたときは、「え~っ!それが有名だったの?失敗した~食べれば良かった~!」と思ったのですが、それが何だったのか忘れました(笑)
今度また聞いておきます。

この後バスでソウルへ戻ったらもう9時を過ぎていて、時間が無かったのでPちゃんちの近所の魅力的な분식(プンシク=軽食屋さん?)で、マンドゥとトッポッキとキンパを買ってPちゃんちで乾杯。
あ~このメニューが、一番韓国らしい!
韓国へ着た~という実感が。
年末年始韓国の旅2日目(2005/12/27)_b0060042_2042425.jpg

ご飯は食べられなくてもこういう物なら入る私の変な食欲。

この日も宿をとっていなかったのでチムヂルバンに行こうと思ったのですが、
さすがに長旅とこの体調の悪さでチムヂルバンは余計疲れるなぁと思ったので、
仁寺洞にある常宿へ飛び込むことに。
Pちゃんも食後の運動がてら旅館まで送ってくれた。ありがとね。
宿のアジュンマに、「빈방 있어요?(空き部屋ありますか?)」と訪ねるや否や、私の顔を覚えてくれていたらしく、「オモ~ 知った顔だね?」と手を握ってくれて嬉しかった!
部屋のほうは、年末で仁寺洞で酒を飲んだオヤジが予約無しで飛び込んでくるので満杯らしく、「もうひとつしか空いて無いのよ~。それにベッドの部屋だから少し寒いかもしれないけど・・・」と言って、たぶん一番状態の悪い部屋に案内してくれた。
予約をしていなかったし、時期も時期なので空いているだけでラッキーでした。
オンドルが効いていたので寒くも無く、「寒かったら布団あげるからすぐ言ってね~」とアジュンマに念を押されましたが、全然大丈夫、いつもどおり快適な部屋でした。
少し値切ろうとしたけど、年末だからそれはだめ、次に来たときまけてあげるから、と言われてしまいましたが・・・。
マイホームタウンに戻ってきたみたいで、ゆっくり眠れた夜でした。
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by bunnys13 | 2006-01-03 20:56 | 旅行/韓国