京都桜紀行 その8
2008年 04月 08日
私は、なめてました。
京都の桜フィーバーを。
年に一度、たった一度だけ訪れる夢の一週間。
そのためだけに人々は集まるのですね。
はい、集まったうちのひとりです。わたし。
何年か前に高台寺で見た紅葉のライトアップが忘れられず、桜の時期はどんなに美しいだろうと、いつかかならず見に行こうと心に決めていた場所です。
いざ、暗くなるのを待って(というか、すごい人ごみでなかなか前に進まないので歩いてたら普通に暗くなった)、高台寺へ向かいます。
門前からすでにものすごい人と、ど満開の桜達。ちょっと酔いそうになるくらい。
う~んやっぱり夜景は綺麗に撮れないのですよねえ。
そして、道の桜をながめながら拝観チケットを買おうとしたそのとき。
「はい、高台寺の拝観の最後尾はこちらです~~」と、百貨店のセールの行列のようなプラカードを持ったお兄さんがやってきました。
最後尾って・・・
きょとんとしていると、目の前には境内へと続く階段を埋め尽くす人の列、列、列。
おにいさん「ただいま1時間待ちでーす」
なにー
一時間・・・なぜ、桜に一時間・・・
しかし、ここまで来て桜を見ずに帰ることはできません。
並びました、一時間。
後ろに並んでいた家族連れ、子供の出すなぞなぞにお母さんがキレ気味。
子供「上が明るくて下は真っ暗、な~んだ!」
母「灯台」
子供「ぶぶー!電気と床、でしたー」
母 ブチッ 「そんなのはなぞなぞいわれへん。抽象的な問題出すのやめーな!」
子供「じゃあ、春に咲く、白くて綺麗なお花、なーんだ!」
母「シクラメン」
子供「ブー、白とピンクがあるお花です」
母「シクラメン」
子供「ブー、春に咲く綺麗なお花」
母 ブチッ 「シクラメンも白とピンクがあって春に咲いて綺麗やんか!!抽象的な問題出すのやめいうたやろ!!」
・・・こんなやりとりを小一時間聞かされながら、待ったわけですよ。
そして、ついに境内に入ったわけです。
・・・が。
枝垂桜・・・高台寺のかの有名な枝垂桜を撮影できるポイントまで行くには、さらに3~40分待たねばなりませんでした。
撮影できない距離では見たんですけどね。
残念ながらあのアイドル撮影会みたいな中に入っていく元気はもう残っていませんでした。。。
おとなしく、竹林を抜けて帰りました。
この頃にはもう精魂尽き果てて、写真も投げやりな感じです。
枚数もぐっと減り。。。
最後の力を振り絞って清水寺まで歩きました。
はい、綺麗です。
綺麗ですが、もう桜はおなかいっぱいです。
もう写真も何がなんだか・・・これは確か清水の舞台をしたから写した図。
このあとぼろぞうきんのようになって、大阪の宿へと向かったのでした。
高台寺の枝垂桜の写真が無いのが残念だけど、それはそれは美しい桜でした。
夢のように美しかったです。
疲れたけど・・・来年もまた来たいです。
こちらで高台寺の桜を見ることができます
おまけ
高台寺から見た京都市内。
いつも綺麗な高瀬川。
屋台がたくさん出ていた鴨川。
京都の桜フィーバーを。
年に一度、たった一度だけ訪れる夢の一週間。
そのためだけに人々は集まるのですね。
はい、集まったうちのひとりです。わたし。
何年か前に高台寺で見た紅葉のライトアップが忘れられず、桜の時期はどんなに美しいだろうと、いつかかならず見に行こうと心に決めていた場所です。
いざ、暗くなるのを待って(というか、すごい人ごみでなかなか前に進まないので歩いてたら普通に暗くなった)、高台寺へ向かいます。
門前からすでにものすごい人と、ど満開の桜達。ちょっと酔いそうになるくらい。
う~んやっぱり夜景は綺麗に撮れないのですよねえ。
そして、道の桜をながめながら拝観チケットを買おうとしたそのとき。
「はい、高台寺の拝観の最後尾はこちらです~~」と、百貨店のセールの行列のようなプラカードを持ったお兄さんがやってきました。
最後尾って・・・
きょとんとしていると、目の前には境内へと続く階段を埋め尽くす人の列、列、列。
おにいさん「ただいま1時間待ちでーす」
なにー
一時間・・・なぜ、桜に一時間・・・
しかし、ここまで来て桜を見ずに帰ることはできません。
並びました、一時間。
後ろに並んでいた家族連れ、子供の出すなぞなぞにお母さんがキレ気味。
子供「上が明るくて下は真っ暗、な~んだ!」
母「灯台」
子供「ぶぶー!電気と床、でしたー」
母 ブチッ 「そんなのはなぞなぞいわれへん。抽象的な問題出すのやめーな!」
子供「じゃあ、春に咲く、白くて綺麗なお花、なーんだ!」
母「シクラメン」
子供「ブー、白とピンクがあるお花です」
母「シクラメン」
子供「ブー、春に咲く綺麗なお花」
母 ブチッ 「シクラメンも白とピンクがあって春に咲いて綺麗やんか!!抽象的な問題出すのやめいうたやろ!!」
・・・こんなやりとりを小一時間聞かされながら、待ったわけですよ。
そして、ついに境内に入ったわけです。
・・・が。
枝垂桜・・・高台寺のかの有名な枝垂桜を撮影できるポイントまで行くには、さらに3~40分待たねばなりませんでした。
撮影できない距離では見たんですけどね。
残念ながらあのアイドル撮影会みたいな中に入っていく元気はもう残っていませんでした。。。
おとなしく、竹林を抜けて帰りました。
この頃にはもう精魂尽き果てて、写真も投げやりな感じです。
枚数もぐっと減り。。。
最後の力を振り絞って清水寺まで歩きました。
はい、綺麗です。
綺麗ですが、もう桜はおなかいっぱいです。
もう写真も何がなんだか・・・これは確か清水の舞台をしたから写した図。
このあとぼろぞうきんのようになって、大阪の宿へと向かったのでした。
高台寺の枝垂桜の写真が無いのが残念だけど、それはそれは美しい桜でした。
夢のように美しかったです。
疲れたけど・・・来年もまた来たいです。
こちらで高台寺の桜を見ることができます
おまけ
高台寺から見た京都市内。
いつも綺麗な高瀬川。
屋台がたくさん出ていた鴨川。
by bunnys13
| 2008-04-08 00:30
| 旅行/京都